弾着観測射撃の仕様(リアル的な意味で)
皆さん地球の形は丸いです、球体です(正確には楕円体)
仮にこれが地球だとします
赤色の船が敵であり青色が自分だとしましょう
しかしこの青が赤を攻撃する際には赤は見えないのです
それはなぜか
例えばこの青の船の帆の部分にEL(目線)があるとします
この図は地球を真っ二つにし横から見ているので2つの船が見えますが実際の青の見える範囲は
この黄色の部分になります
艦隊戦で艦隊どうしが近距離で向き合って砲を撃ちあうということはほとんどありません
むしろ見えない所、もしくはハエくらいの大きさに見える所から撃つのが普通です
しかし無闇に打ったって当たることはほぼないと言っても過言ではないでしょう
実際の軍艦は高速で前後左右に動いているのです
そこで使われたのが弾着観測射撃です
☆を艦載機とします
例えば青が砲を赤攻撃するため予測で発射したとしてこの緑が射線です
そして緑丸の位置に落ちたとします
そして発射前に発艦させていた艦載機がこの茶色の矢印のように敵艦と自分の間をぐるぐる旋回します
艦載機の見える範囲は
この黄色の範囲となります
これにより見えない敵艦を見ることができます
今回は簡単に艦載機が母艦に「赤の少し手前で落ちたからもうちょっと奥に撃てばいいよ」と伝えるのです
本当はもっと複雑に緯度が〇〇度、経度が〇〇度ずれて敵は〇〇に向かって〇〇Knotで進んでいたとかなんとかするんですがまぁいいでしょう
そうしてその、ズレ、を修正し次の砲撃で赤に攻撃を当てる
これが弾着観測射撃です
もっと詳しく知りたい人はググッてください
おそらくですがこんな雑な記事より丁寧にわかりやすく書いているところもたくさんあると思います
ではでは